タイルカーペットの素材には、主に「ポリプロピレン」と「ナイロン」のものがあります。
「ポリプロピレン製」は比較的安価なので、お買い求めいただきやすいですが、歩行量の多い場所では、耐久性がちょっと心配です...
「ナイロン製」は価格は上がりますが、耐久性が高く、長持ちするので、結果的にコストパフォーマンスが良くなるということも。弾力回復性も優れ、ヘタりにくいので、踏み心地も良好に保てます。
◆色あせに強い「原着ナイロン」
「原着」とは「原液着色繊維」のことで、糸にする前の「溶液段階」で色を練り込んでいます。繊維の内部まで染まっているので、色に深みがあり、色褪せしにくいのが特長。「防汚性」「耐候性」「耐薬品性」に優れていて、直射日光に晒されやすい場所や、アルコール消毒液を設置しているような場所に、特におすすめです。
「原着ナイロン」は、タイルカーペットの中でも最高ランクに位置づけられます。
◆遊び毛が出にくい「BCFナイロン」
BCFナイロンは、「フィラメント糸」という、一本の長い繊維から作られていて、遊び毛が出にくく、清潔でメンテナンスが楽なのが特長です。強度にも優れ、カラー豊富なものが多いのもポイント。
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