維持管理ならびに使用上のご注意
- メンテナンスは、必ず指定のワックスまたは同等品をご使用下さい。ワックスは床タイルの汚れを防ぎ、美観を保持します。
- 接着剤が充分硬化するまでは、直射日光や冷暖房による急激な温度変化、荷重物やキャスター椅子などによるしごきなどは避けてください。 突き上げ・目地隙き・剥がれなどを発生させる可能性があります。
- 美観を保持するために、歩行量に応じて水拭きによる日常メンテナンスと、定期的なワックスがけを行ってください。
- 淡色系、無地調の商品ほど、濃色系に比べて汚れが目立ちやすくなります。
- ※水漏れや砂が飛散した状態では、滑りやすくなり、転倒事故を招く可能性があります。土砂の持ち込みなどが予想される場所では、泥よけマットなどを出入り口に設置し、室内に土砂が持ち込まれないようにして下さい。持ち込まれた際には即座に除去して下さい。床タイルの摩耗・傷つきを防ぎ、美観を保持するだけでなく、寿命を延ばす効果があります。
- 化学薬品や強い作用をもつ洗剤、漂白剤などにより、変退色や変質を招く可能性があります。こぼさないようにして下さい。
- ある種のゴム製キャスター等による着色汚染を招く場合があります。
- ある種の塗料、防腐剤、防虫剤などによって、床タイルが汚染され変退色を招く可能性があります。床タイルがこれらに直接触れないようにして下さい。
- 長時間直射日光が当たる場所では変退色する可能性があります。カーテン・ブラインドなどで日よけをしてください。
- タイル裏面の矢印方向が変わると色差のように見えることがあります。
- 素材固有の臭いがあります。換気に心がけて下さい。
- 床タイルは、水・砂・紫外線・重量物・化学物質・化学薬品などの影響で、床タイル自体の変質・変退色や、施工後の反り・膨れ・剥がれ・目地隙きなどを招く場合があります。選択・施工・維持管理の際は、十分ご注意下さい
■ワックスによるメンテナンス
ワックスは、床材表面に皮膜を貼ることにより、床材その物が直接汚れたり傷つくのを防ぎます。
- 日常清掃では汚れが取れなくなってきたら、専用のクリーナーで表面の汚れを落としてからワックスを再塗布します。
- 塗り過ぎや、塗りむらに注意します。床面がかえって汚く見えます。
- ワックスを塗り重ねていくと、壁際や家具の周囲などでは、歩行によるワックスの剥がれがなく、かえって汚く見えることがあります。そうなったらリムーバーで古いワックスを完全に除去してから、新しいワックスを再塗布します。
この作業によって、古いワックスごと、汚れや摩耗、傷つきを取り除くことができます。