カーテンの選び方がわからない!失敗しない選び方と測り方のポイントを解説|総合インテリア通販サイト【松装】

カーテンの選び方がわからない!
失敗しない選び方と測り方のポイントを解説

カーテンの選び方と測り方
遮光や外からお部屋を隠すためなど、カーテンの用途はさまざまです。ただ、あまり購入する機会の多いものではないため、いざカーテンを選ぶとなったとき、どのように選べばいいのか悩まれてしまう方も多いかもしれません。

そこで、この記事では、お部屋ごとのカーテンの選び方や、窓にあったカーテンのサイズの見方などについて解説していきます。カーテン選びで悩んでいる方は、ぜひ目を通してみてください。

■カーテンサイズの測り方

まず、カーテンを選ぶ際に重要となるカーテンサイズの測り方、いわゆる「採寸(さいすん)」の仕方について、幅と長さのそれぞれに分けて解説します。

◇カーテンの幅

カーテンの幅を測る際の注意すべき点として、カーテンレールのタイプがあることです。カーテンをかけるカーテンレールには、シンプルな外見の一般的な「機能レール」と、インテリアの一部として存在感のあるデザインや材質にこだわった「装飾レール」の二種類があり、タイプによって幅の測り方が異なります。

カーテンの横幅の測り方(機能レール)
カーテンの横幅の測り方(装飾レール)


まず、機能レールの場合は、カーテンの端のキャップ(ストッパー)についていて固定されたリングの中心から、もう片方のストッパーのリングの中心までの長さを採寸します。

一方、装飾レールはその形状によってすべてのリングが動き固定されたリングがないものがあります。その場合は、カーテンレールを支えるブラケットからカーテンレールの端についている装飾キャップとの間の任意の位置を決め、その間の長さを採寸してください。固定されたリングがある装飾レールの測り方は機能レールと同じです。

採寸の際のポイントとしては、オーダーカーテンを注文する際も量販店などで売られている既製カーテンでも使用する長さの単位はm(メートル)ではなく「cm(センチメートル)」ですので、同様にcmで記録することです。

また、カーテンの幅は測定したままの長さではなく、幅の長さを1.03〜1.05倍したカーテンを選ぶと、見栄えのよいサイズ感になります。ただし、「形態安定加工」の「1.5倍ヒダ」の場合に限り、1.07倍(7%)のゆとりが必要になります。たとえば、レールの端から端までの長さが200cmのカーテンレールの場合は、206〜210cmの幅のカーテンを選ぶことをおすすめします。

◇カーテンの丈

カーテンの丈を測る際は、カーテンレール両端にあるストッパーのリングの穴から床までの長さを測ります。丈を採寸するときは機能レールか装飾レールかを気にする必要はなく、測定方法自体は簡単です。
しかし、今度は窓のタイプによって、おすすめのカーテンの仕上がり丈が異なります。

カーテンの丈の測り方(腰窓・腰高窓)
カーテンの丈の測り方(掃き出し窓)

・腰窓

まず、腰窓(腰高窓)のように窓の底辺が床から離れている場合のカーテンの丈は、測定値よりも15〜20cmほど長めのものを選ぶのがよいとされています。
窓の高さよりも長めの丈のカーテンをつけることで、外の冷気や熱、日光がお部屋に入ってくるのを防ぐことができるという理由からです。

・掃き出し窓

一方、壁全体が窓になっているような掃き出し窓の場合は、測定した長さより1cm程短い丈のカーテンを選ぶとよいでしょう。これは、カーテンの裾が床についてしまうと汚れやすくなったり、裾がほつれやすくなったりするのを避けるためです。
ただし、短すぎるカーテンは見栄えがよくないため、裾が床につかないギリギリの長さが理想とされます。

・出窓

出窓は掃き出し窓と同様に、張り出している部分の底部までの長さより1cm程短い丈のカーテンを選ぶとよいでしょう。

■【お部屋別】カーテンの選び方

お部屋別 カーテンの選び方

ここからは、お部屋の種類ごとに最適なカーテンのデザインや種類、カーテンの選び方を見ていきましょう。

◇リビング

リビングのカーテン例
川島織物セルコン スミコホンダ SH2917
リビングのカーテンを選ぶ際にまず確認したいのが、リビングの窓が道路に面しているかどうかです。窓が道路に面している場合は、道路側からお部屋の中が見えてしまうことを防ぐため、カーテンはダブルカーテンにして、生地が厚めのドレープカーテンとミラーレースや遮像レースとの組み合わせを選ぶとよいでしょう。

◇寝室

寝室のカーテン例
アスワン オーセンス C1285
寝室のカーテンを選ぶ際には、リラックスできるような色味のカーテンであるかを意識することが重要です。寝室のカーテンにおすすめなのは、ダーク系やグリーン系の色のカーテンです。

また、就寝時だけを考慮するのではなく、朝に日差しが入ってくるかどうかも重要なポイントです。朝日を浴びて起きたいという方は、遮光性の低いカーテンを選ぶとよいでしょう。反対に、日差しに眠りを妨げられたくないという方は、遮光効果の高いカーテンがおすすめです。

◇子供部屋

子供部屋のカーテン例
シンコール アビタジオーネ AZ-2306
子供部屋のカーテンを選ぶ際には、お子様にカーテン選びを任せてしまうという方法もありますが、小学生くらいまでの小さなお子様の場合は一人で選ぶのはなかなか大変なので、親子でカーテンを選ぶのがおすすめです。

お子様の成長に合わせて色や柄の好みは変わっていくため、子供部屋のカーテンは年齢に合わせて変えていくことも検討したほうがよいでしょう。

■カーテンの色選びポイント

カーテンの色選びポイント

カーテン選びで重要なポイントの一つにカーテンの色があります。カーテンの色によって、カーテンを通して入ってくる光の色にも影響するため、お部屋の印象に大きく関わるからです。

そこで、ここからはカーテンの色を選ぶ際に注意すべきポイントについて解説します。

◇色の割合を考えカーテンを選ぶ

カーテンの色を選ぶ際には、お部屋全体の色の配分を考えることが、おしゃれなお部屋を作るために重要なポイントです。

お部屋の配色を考える場合、一般的にベースカラーが70%、メインカラーが25%、アクセントカラーが5%の割合での配色が黄金比率とされており、カラーバランスの取れたお部屋が作れます。

この内、カーテンはメインカラーに属しており、お部屋の雰囲気を決定づける色になります。そのため、カーテンの色を選ぶ際にはお部屋をどのようなイメージにしたいのかを考えながら選ぶようにしましょう。

◇カーテンの色や柄を選ぶ際の基本のポイント

カーテンの色や柄を選ぶ際には、カーテン自体の色だけを見るのではなく、お部屋の色合いから浮かないようなものを選ぶのが基本になります。

ほかのインテリアと似た色や、同一色のカーテンを選ぶことで、お部屋全体に統一感が出て安心感のある空間を作ることができるでしょう。

◇色の心理効果に合わせカーテンを選ぶ

色には見た人の心理に影響を与える効果があります。そのため、自分がどのような気持ちで生活したいのかによって、カーテンの色を選ぶのもおすすめです。

以下に代表的な色のもつ心理効果をまとめてみましたので、カーテンの色選びの参考にしてみてください。
  • ・白:清潔感を与え、気分をすっきりさせる効果
  • ・ベージュ・アイボリー:安心感を与える効果
  • ・黄色・オレンジ:気分を明るく元気にする効果
  • ・緑:緊張をほぐしリラックスさせる効果
  • ・青:心を落ち着かせ、集中力を高める効果
  • ・ピンク・赤:やる気や行動力、積極性を高める効果

■まとめ

カーテンのサイズは窓枠の大きさよりもやや大きめのものを選ぶことで、遮光効果や防音、断熱効果を期待できるうえ、見栄えもよくなります。

また、お部屋ごとに適したカーテンのタイプがありますので、自分の欲しい機能やお部屋の雰囲気に合わせてカーテンの機能や色を選んでください。

カーテンの色は、それ単体だけでなくお部屋の印象にも大きく影響します。お部屋全体の配色を意識し、お部屋やインテリアに合わせた色のカーテンを選ぶのがおすすめです。

松装のオーダーカーテンをより知りたい方はこちらからどうぞ。