1枚1枚独立したカーペットを組み合わせるタイルカーペットは、好きな色を自由にレイアウトして楽しめたり汚れた部分だけを交換できたりと、メリットがたくさん!しかし業者に施工を依頼すると費用がかかってしまうため、できれば自分で貼って費用を浮かせたいと考えている方も多いでしょう。
そこで本記事では、タイルカーペットを自分で貼ることはできるかどうかを解説します。
貼り方の種類や施工方法、自分で施工するときにおすすめのタイルカーペットをご紹介します。自分でタイルカーペットを貼ろうと考えている方は、是非参考にしてみてください。
◇タイルカーペットは自分で貼ることができる!
結論から言うと、タイルカーペットを自分で貼ることは可能です。もちろん業者に依頼することも可能ですし、正確かつ速く施工したいと考えているのなら業者の方がおすすめです。
しかし業者に依頼すると材料費の他に工賃も請求されてしまうため、自分でおこなうよりも高額になってしまいます。時間や手間がかかったり、仕上がりが完璧でなくても良いのであれば、自分で貼ってみると良いでしょう。
◇接着剤を使用する際は慎重に!
そもそもタイルカーペットには、以下の3種類があります。
- ・動きづらくなる滑り止めの付いたもの
- ・あらかじめノリの付いているもの
- ・接着剤で貼り付けるもの
基本的に上の2つは置くだけで施工が完了するので、施工だけでなく修正も簡単におこなえます。対して、接着剤で貼り付けるものは後から修正することが難しい特徴があります。施工する際は、慎重におこなう様にしましょう。
◇タイルカーペットの貼り方の種類
タイルカーペットはパイルに方向性があるので、並べ方によって色合いなどが変わり、印象も大きく異なります。ここでは一般的な2種類の貼り方をご紹介するので、以下でそれぞれの雰囲気を把握し、自分の好みの貼り方を選びましょう。
・市松貼り
パイルの方向性を縦、横の交互に並べていく貼り方。簡単に施工でき、目地が目立ちにくいのが特徴です。パイルの方向性で模様ができるので、同色のタイルカーペットを敷き詰めるときに採用されることが多い貼り方でもあります。
・流し貼り
パイルの方向性を全て揃える貼り方。一方向にパイルが流れているので歩行しやすく、タイルカーペットの繋ぎ目が目立たない特徴があります。色が異なるタイルカーペットを組み合わせる場合や同色のタイルカーペットを敷き詰める場合にはおすすめですが、ラインなどの柄が入っている場合には注意が必要です。
◇1.タイルカーペットを貼るフロアを掃除する
まずは、タイルカーペットを貼る予定のフロアを綺麗にしましょう。ゴミやほこりなどが落ちているとタイルカーペットが破れやすくなるため、こまめに掃除をおこないながら施工をしていくのがおすすめです。
◇2.中心点を割り出す
次は部屋のサイズを測って中心点を割り出し、部屋が4等分になるように線を引きましょう。この作業を怠るとタイルカーペットのバランスが悪くなってしまいます。墨つぼやチョークラインなどの工具があると簡単におこなえるので、ホームセンターなどで購入しておくと良いでしょう。
◇3.タイルカーペットを貼っていく
2の工程で4等分したブロックごとに、タイルカーペットを貼り付けていきます。滑り止めやノリが付いているものはそのままでOKですが、接着剤が必要なものであれば先に接着剤を全面に塗っておきましょう。
またデザイン性のあるタイルカーペットの場合は、先にデザイン案などを作成しておくとスムーズに施工ができます。
◇4.タイルカーペットを切って端まで詰めていく
1枚のタイルカーペットを貼ることができない端は、カットして貼り付ける必要があります。タイルカーペットに直接ラインを引いてカットするか、コーナーカッターを使用してカットしましょう。
◇サンゲツ「NT-350S」
サンゲツの「NT-350S」は、カラーバリエーションの豊富さが特徴。17色ものラインナップがあり、組み合わせ次第で自分の好みの模様を作成できます。耐光性や耐薬品性に優れており、日光による色あせや漂白剤による色抜けがしにくいのも特徴の1つ。
タイルカーペット上の配線をすっきり収納してくれるOAフラットカバーや、衝撃や音を吸収してくれるアンダーレイなど、色々なオプションがあるのもポイント。オフィスのフロアのトータルコーディネイトが可能です。
サンゲツ タイルカーペット「NT-350S」はこちら