毛足が長いタイルカーペットのメリットとデメリットとは?おすすめのシチュエーションを紹介|総合インテリア通販サイト【松装】

毛足が長いタイルカーペットのメリットとデメリットとは?
おすすめのシチュエーションを紹介

毛足が長いタイルカーペット
タイルカーペット
タイルカーペット
タイルカーペットは、お部屋に一枚敷くだけでインテリアのアクセントとなり、住み心地を格段に良くしてくれるアイテムです。正方形のパネル状になっているため、カラーや柄の組み合わせの自由度が高く自分の好みにデザインできるのも人気の理由です。

様々な色やデザイン、厚みのタイルカーペットがある中、今回は特に毛足の長いタイプについてご紹介します。
毛足の長いタイルカーペットにはどのようなメリットがあるのでしょうか。また、その注意点は何でしょうか。

毛足の長いタイルカーペットは、その見た目と快適な感触から人気があります。高級感と肌触りの良さ、断熱効果や防音効果も期待できるため、特にリビングルームや応接間などに最適です。
しかし、ホコリやゴミが絡まりやすく、掃除が大変になることや、保温性が高いため夏場には不向きであるといったデメリットも無視できません。

これらのメリットとデメリットを理解し、適切な場所に敷くことで、毛足の長いタイルカーペットの魅力を最大限に引き出すことができます。

本記事では、毛足の長いタイルカーペットのメリットとデメリットに加えて最適なシチュエーションをまとめました。
また、おすすめの商品を厳選して5つご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

■タイルカーペットの毛足が長いことによるメリット・デメリット

タイルカーペットの毛足が長いことによるメリット・デメリット 毛足の長いタイルカーペットは、その豪華な見た目と快適な感触から、多くの家庭やオフィスで人気がありますが、その魅力にはいくつかのデメリットも伴います。 ここでは、毛足の長いタイルカーペットのメリットとデメリットについて詳しく見ていきましょう。

◇毛足が長いことのメリット

毛足が長いことのメリットは、ボリュームと高級感があることに加え、肌触りや断熱効果などです。
見た目がおしゃれなので、空間のアクセントにもなりますし、ふんわりとしているため保温性も期待できます。

・高級感がある

毛足の長いタイルカーペットの大きなメリットは、その高級感です。毛の長さが増すほど、カーペット全体の見た目が豊かになり、部屋に高級な雰囲気をもたらします。
毛足の短いカーペットは、どうしてもシンプルで平凡な印象を与えがちですが、毛足の長いカーペットはその存在感で部屋全体を引き立てます。

・肌触りがいい

肌触りが良いことも見逃せないポイントです。足で踏んだ感触や、横に寝転がった時のふかふかな感触はとても気持ちがいいものです。毛足の長いカーペットは、その柔らかさとふかふかとした感触が魅力です。足で踏んだときの感触や、横になったときの心地よさは、他のタイプのカーペットにはない特別なものです。

特に、リラックスしたい場所や、子供が遊ぶスペースに敷くことで、その快適さを最大限に活かすことができます。肌触りの良さは、日常生活の中での小さな贅沢として、心地よい時間を提供してくれます。

・ホコリが立ちにくい

毛足が長い分、ホコリを吸着し空気中に舞い上がりにくくさせるダストポケット効果が見込めるという、実用的なメリットもあります。さらに音を反響させにくくするので、防音効果も期待できます。

・断熱効果

短い毛足のものと比べると、保温効果が高く、冬場も暖かく過ごせます。それに熱が逃げにくい分、電気代の省エネ効果などにもつながります。夏の暑い季節でも通気性に優れている商品であれば、さらっとした肌触りで快適に過ごせます。

・足音の軽減

毛足の長いタイルカーペットは、足音の軽減も期待できます。特にマンションやアパートなど、隣室や階下への音の響きが気になる場合には、タイルカーペットを敷くことで足音のボリュームを抑え、静かな環境を作り出すことができます。

◇毛足が長いことで伴うデメリット

毛足の長さはお部屋に良い雰囲気を加えてくれますが、その反面でメンテナンス性やデザイン、頻繁に耐久性に関して懸念されているようです。

・ホコリやゴミが絡まりやすい

毛足が長いカーペットは、その構造上、ホコリやゴミが絡まりやすいというデメリットがあります。
特にペットの毛や小さなゴミが絡まると、掃除機だけでは取り除きにくく、定期的にブラシや専用の掃除道具を使って手入れをする必要があります。
そのため、掃除の手間が増えることが考えられます。

・毛足の短いタイルカーペットより若干掃除がしづらい

毛足の短いタイルカーペットに比べると、少し掃除がしにくいところがあります。ゴミなどが奥まで入り込んで掃除機で吸い取りにくくなってしまうためです。根元に溜まったゴミを吸い取るように、様々な方向から掃除機をかけてあげるようにするのがポイントです。

・毛がへたってしまう可能性がある

家具などを長期間置いていると、毛がへたって、その部分が目立ってしまう可能性があります。そういう時は、コームなどを使って毛をしっかりほぐしてボリュームを復活させましょう。さらにスチームアイロンやスチーム掃除機など、スチームを併用すれば、しっかり元のボリュームに戻りやすくなります。

様々なデメリットはありますが、毛足が長いことで得られる高級感や肌触りなどから得られる満足度は大きなメリットではないでしょうか。

■毛足の長いタイルカーペットと相性の良いシチュエーション

毛足の長いタイルカーペットと相性の良いシチュエーション 上述のメリットとデメリットを踏まえて、毛足の長いタイルカーペットをおすすめする場所は、高級感を出したいお部屋や、頻繁に掃除が必要ではないお部屋が最適だと言えるでしょう。

・応接間や客間で友人を招く

友人や仕事仲間などを自宅に招くとき、応接間や客間はその家の第一印象を決める重要な場所です。毛足の長いタイルカーペットは、ふわふわした質感と豊かな見た目は、お部屋に高級感をもたらします。
訪問客を迎える場所の第一印象はとても大切なもの。空間全体の雰囲気を引き立てることで、お部屋の印象は良くなることでしょう。

・寝室をより安らぐ空間に

寝室でお休みするときに毛足の長いタイルカーペットがあると、心地よい毛足の柔らかさに足元からやすらぎを感じることができるのではないでしょうか。
加えて、朝起きたときは、ふわふわとしたカーペットの感触を感じることで、一日の始まりが快適になります。
また、寝室は家族以外出入りすることが少ない部屋なので、タイルカーペットの美しさを長く保つことができます。

・趣味の部屋や読書スペース

窓辺やリビングの隅に設ける読書スペースやリラックスコーナーを設け、毛足の長いタイルカーペットを敷くことで、居心地のいいスペースになります。加えて、ヌックなどのこもれる場所とも相性が良く、より過ごしやすい空間になるのではないでしょうか。

なんといっても最適なのはお客様を招き入れる応接間や客間です。 お部屋にとてもゴージャスな雰囲気が出て、ゲストがくつろいでもらうのに最適と言えます。逆に言えば人の行き来が多い部屋や、子供部屋にはあまり毛足の長いタイプは向きません。

■お手入れ方法や汚れた時の対処

毛足の長いタイルカーペットがおすすめのシチュエーション 毛足の長いタイルカーペットのお手入れ方法として以下の3点が挙げられます。
これらのお手入れや対処を知っておくと、高級な雰囲気を維持しつつ、より長く使うことができます。

◇定期的な掃除

毛足の長いカーペットは、ホコリやゴミが絡まりやすいため、定期的に掃除機をかけることが重要です。掃除機をかける際は、カーペット用のアタッチメントを使用し、毛足の方向に沿ってゆっくりと動かすことで、ホコリやゴミを効果的に取り除くことができます。週に1〜2回の掃除機がけを目安にすると良いでしょう。

掃除機だけでは取り除けないゴミやペットの毛が絡まっている場合は、ブラシを使って手動で取り除きます。柔らかい毛のブラシを使用し、カーペットの毛足を傷めないように優しくブラッシングします。特に、ペットの毛が多い家庭では、ブラシを使ったお手入れが効果的です。

◇スチームアイロンで毛足を立て直す

毛足が長いと、頻繁に踏まれることで毛が寝てしまうことがあります。毛が寝てしまった部分は、スチームアイロンを使って立て直すことができます。アイロンを直接カーペットに当てず、少し離してスチームを当てることで、毛足がふんわりと立ち上がります。
アイロンを使う際は、火傷やカーペットの損傷に注意してください。

◇カビ・ダニの対策

カーペットの下に湿気が溜まると、カビやダニの発生原因となります。定期的に部屋の換気を行い、湿気を防ぐことが重要です。特に梅雨の時期や湿度の高い季節には、除湿機を使用するなどして、室内の湿度を適切に保つよう心がけましょう。

飲み物や食べ物をこぼして汚してしまった場合は、すぐに拭き取ることが大切です。
こぼれた液体がカーペットに染み込む前に、清潔な布やペーパータオルで吸い取ります。
その後、ぬるま湯に中性洗剤を少量加えた溶液を布に含ませ、汚れた部分を軽く叩くようにして拭き取ります。

こういった適切なお手入れを行うことで、その美しさと機能を長く保つことができます。
また、タイルカーペットは部分的に交換が可能なため、汚れた部分だけを取り替えることができ、メンテナンスが容易です。

■おすすめの毛足の長いタイルカーペット

松装の商品の中から、毛足の長い商品を5つご紹介いたします。それぞれ個性的な特徴がありますので、お部屋にどういった雰囲気を出したいかをイメージしながら見ていきましょう。

◇ソフティライン-プレーン-(川島織物セルコン)

◇ソフティライン-プレーン-(川島織物セルコン)

ふんわりとソフトな肌心地の、シャギー調のタイルカーペットです。すべてが一枚になっているタイプだとお掃除が大変ですが、タイルカーペットならば汚れてしまった部分だけをお掃除したり交換したりすれば良いだけなのでお手入れがとても簡単。カラーラインナップも7種類と豊富で、お部屋の雰囲気に合わせて選べます。
「川島織物セルコン・ソフティライン」はこちら

◇アタック8000 サウンドカット(東リ)

◇アタック8000 サウンドカット(東リ)

特殊なバッキングを採用し、ファブリックフロアシリーズ最高クラスの遮音性能を実現しました。子どもやペットが元気に走り回ったり、椅子の引きずり・物の落下など・・・暮らしの中でどうしても生じてしまう、気になる音をカットします。音を過度に気にすること無く過ごせると、日々の生活はより豊かで快適になります。
「東リ・アタック8000 サウンドカット」はこちら

◇ソワレ スクエア2400(東リ)

ソワレ スクエア2400(東リ)

まるで綿のようにふんわりとした、肌当たりのとても良い商品です。パイル生地はスムーズ加工がされているので、ずっと触っていたくなるような心地良さ。上質感のある光沢と、十分なボリュームでゴージャスな雰囲気を演出します。それでいてゴミやホコリも取り除きやすいのも特徴です。
「東リ・ソワレ スクエア2400」はこちら

◇DT-9350 シャギースノープランクII(サンゲツ)

DT-9350 シャギースノープランクII(サンゲツ)

降り積もる雪のような柔らかで繊細な触り心地が特徴で、足元に心地よい感触を提供し、リラックスした空間を演出します。毛足の長いパイルから歩行感の良さと高級感を感じることができ、オフィスや商業施設、住宅など、幅広いシーンで上質な雰囲気を作り出します。
「DT-9350 シャギースノープランクII」はこちら

◇アブスト ABS-3041〜ABS-3043(シンコール)

アブスト ABS-3041〜ABS-3043(シンコール)

鉱物を模した抽象的なテクスチャーが特徴のタイルカーペット。パイルの仕様がカット&ループパイルなので、足元に心地よい感触を提供しつつ、スタイリッシュな見た目を実現します。流し貼り、アシュラー貼り、ヘリンボン貼り、ブリック貼りなど、様々な貼り方が可能で、空間に個性を加えることができます
「アブスト ABS-3041〜ABS-3043」はこちら

■まとめ

今回は、毛足の長いタイルカーペットのメリット・デメリットと、おすすめ商品を5つご紹介しました。毛足の長いタイプのカーペットは、敷くだけで高級感溢れるお部屋の印象に変えることができるため、手軽な模様替えアイテムとして非常におすすめです。

少々お掃除がしにくいというデメリットはあるものの、タイルカーペットならば汚れてしまってもその部分だけ取り替えたり、その部分だけ取り出してお掃除したりすることができるので、お手入れはそれほど大変ではありません。

毛足の長いタイルカーペットは、その豪華な見た目と快適な感触から、多くのメリットをがあります。掃除や手入れといった手間はあるものの、タイルカーペットの利便性を活かすことで、そのデメリットを最小限に抑えることができます。
ぜひお部屋の雰囲気を変えて、気持ちを一新してみてはいかがでしょうか。