女性の方必見!
一人暮らしのカーテン選びで大切にしたいこととは?
一人暮らし用のカーテン選びには、さまざまなチェックポイントがあります。単に好みのデザインを選ぶのではなく、機能性を重視することが大切です。特に女性の方の場合、防犯対策の一環としてもカーテン選びを慎重に行なったほうがよいでしょう。
この記事では、これから一人暮らしをする方や一人暮らしでカーテンを新調したい方に向けて、選び方のポイントや注意点を紹介します。
■一人暮らしのカーテンを選ぶ前に
一人暮らしの部屋に合うカーテンを選べるよう、考えておきたいポイントが2つあります。
◇トータルコーディネートを考える
カーテンは部屋の雰囲気を決めるアイテムの一つです。インテリアとのバランスや色味などトータルコーディネートを考慮してカーテン選びをすると、部屋の雰囲気がグッと良くなります。
一人暮らしでは、カーテンだけではなく家具もまとめて購入する場合が多いため、全体のバランスを考えておくと、予算も決めやすくなるでしょう。
また、カーテンを設置する窓の位置なども確認する必要があります。例えば、太陽光がよく差し込む南向きの部屋は、日中にまぶしく感じたり、夏に部屋の温度が上がりやすかったりするため、遮熱効果のあるカーテンを取り入れるのがおすすめです。
事前によく確認し、設置場所に適したカーテンを選びましょう。
◇サイズを測定する
実際に購入する前にきちんとサイズを測っておくと、窓にぴったりなカーテンを選べます。
まずは、カーテンの幅を測りましょう。カーテンレールの両端にある、ストッパーのリングの距離がカーテン幅です。仕上がり幅は「カーテンレール幅×1.03〜1.05」で算出できますが、形態安定加工の1.5倍ヒダの場合のみ「カーテンレール幅×1.07」のゆとりが必要です。
次に、カーテンの丈を測ります。床まである窓(掃き出し窓)の場合は、床までの長さから1〜2cm引いてください。カーテンが長すぎると、床に擦れて傷んだりホコリが付着したりしてしまいます。
中窓・腰窓の場合は、カーテンレールから窓枠の下端までの長さに15〜20cmを足しましょう。窓前に家具を置くときは、家具にカーテンがかからないよう長さを調節することも大切です。
■一人暮らしのカーテンを選ぶポイント
一人暮らしのカーテンを選ぶときのポイントは、「機能性」「色・柄」「カラーバランス」の3つです。部屋の雰囲気にぴったりな理想のカーテンを購入するために、これらのポイントを押さえておきましょう。
◇機能性
カーテンは、単に部屋の雰囲気を左右するだけのアイテムではありません。プライバシーを守ったり、室内の温度を快適にしたりするなど、暮らすうえで重要な役割を担っています。
カーテンの機能性として、以下の3つを確認するのがおすすめです。
・遮光性
・断熱保温効果
・ウォッシャブル機能
遮光性の高いカーテンは、外からの光を和らげるだけではなく、部屋の明かりを外に漏れにくくする働きもあります。通常のカーテンだと、夜間に部屋の明かりが漏れて生活の様子が外から見えてしまいますが、遮光性の高いカーテンであればその点は安心です。特に、1階や2階に住んでいる方には必須の機能といえます。
また、断熱保温効果があるカーテンを使うと、快適な室内温度を保てます。冷暖房の効果が高まるので、余計な光熱費を少しでも減らせるでしょう。
「ウォッシャブル機能付き」「丸洗い可」と表示されているカーテンは洗濯機で洗えるため、万が一汚れたとしても楽にお手入れできます。
◇色・柄
色・柄は部屋の雰囲気や好みで選ぶのが基本ですが、一人暮らしで部屋が狭い場合は大柄を避けるのがおすすめです。大柄は圧迫感があり、狭い部屋がさらに狭く見えてしまいます。
部屋を少しでも広く見せたいなら、ストライプ柄かボーダー柄のカーテンがおすすめです。ストライプ柄は縦ラインが強調されるので天井が高く見えやすく、ボーダー柄は横のラインが強調されて部屋の幅が広く感じられるようになります。
色に関しては、ベージュや白などの部屋の壁になじむ淡い色を選ぶと、圧迫感が抑えられ部屋に奥行きを感じられるでしょう。ネイビーやモスグリーンなどの寒色系も、同じ効果を期待できます。
◇カラーバランス
部屋全体のカラーバランスをとれるよう、以下3つの要素を把握しておきましょう。
・ベースカラー
・メインカラー(アソートカラー)
・アクセントカラー
ベースカラーは床や壁、天井など部屋の基本となる色です。部屋を広く見せたいときは、ベースカラーに寄せた色を選ぶと奥行きを感じられます。
メインカラー(アソートカラー)は、家具やカーテンなど、インテリアの主役である色です。メインカラーにそろえると、カーテンだけ浮いてしまうことなく統一感のある部屋に仕上がるでしょう。
アクセントカラーは、部屋の中の小物など、インテリアのアクセントとなる色を指します。カーテンをおしゃれのポイントとして使いたいときは、アクセントカラーを選ぶのがおすすめです。
■女性の一人暮らしでは防犯対策にもなる
カーテンは防犯対策としての役割もあります。女性の一人暮らしの場合は、防犯を意識してカーテンを選びましょう。
◇目隠しになるものを選ぶことが大事
カーテンを選ぶ際には、ついデザインを重視して選びたくなるかもしれませんが、女性の一人暮らしでは目隠しになるかどうかという点を意識してください。
遮光性や遮像性が高いタイプは日中に限らず、夜も部屋の中が見えにくくなります。
さらに、レースカーテンとドレープカーテンを組み合わせると、より部屋の様子が見えにくくなり、きちんとした防犯対策につながるでしょう。
◇色の選び方にも注意が必要
カーテンの色や柄などは、外からはっきりと見えるものです。住んでいる人の趣味趣向が表れるアイテムであるため、女性が住んでいるとわかってしまう色合いは避けましょう。
ピンクや赤など女性が選びやすい色は避け、ネイビーやグレー、アイボリーなどシックで落ち着いた色を選ぶのがおすすめです。落ち着いたカラーを選ぶと女性が住んでいるとわかりにくく、目立ってしまうこともないので、狙われにくくなるメリットがあります。
■まとめ
女性の一人暮らしの場合、カーテンは好みのデザインで選ぶだけではなく、外から見えにくくする機能性を考慮することや、女性一人だと悟られない対策が必要です。
まずは部屋の雰囲気になじむよう、全体のバランスから探ってみましょう。その後、機能性やデザインをチェックし、お手入れしやすいかどうか・快適に過ごせるかどうかを確認します。
今回紹介した選び方を参考に、部屋に合うカーテン選びをしてください。
松装のカーテンをより知りたい方はこちらからどうぞ。