[DIY]壁紙(クロス)貼り替え 準備編|カーテン・インテリアの通販専門店|松装(マツソウ)
基本的なクロス貼り方法(張り方)をマスターすれば案外簡単
インテリア壁紙は今では一般的にかなり多く用いられている内装工事用仕上げ材で、ほとんどの住宅で使用されています。「お部屋のイメージを変えたい」「壁紙が汚れてきた」そんな時におすすめな壁紙の張り替え。日本はまだ職人さんに依頼されることが多いようですが、アメリカなどでは壁紙貼りは気軽に楽しみながら自分達でDIYが基本!自分で施工すればコストを抑えられるだけでなく、より愛着のわく理想の空間に。一流メーカーの壁紙で本格DIYにチャレンジ!
インテリア壁紙(クロス)は何年で貼替えると良いか?
壁紙の貼替えサイクルは何年くらいで貼替えると良いか?とよく質問されますが、お部屋の種類や使用状況などにもよりますが、長くても10年以内を目途に貼替えるのが良いでしょう。毎日生活しているとあまり気付かないかもしれませんが、かなり汚れや色あせ、生活臭などがついているものです。お部屋にかけてあるポスターや額の裏、電気のスイッチ周りの汚れや変色、家具や冷蔵庫の裏側、結露などによるカビなども時々チェックが必要です。
剥がす時もあまり年月が経ちすぎると、材質が硬化したり、もろくなるなど剥がれなくなってしまうことがあります。下地も傷み、スクレッパー等を使用して剥がすとなると大変な事になります。
壁紙の貼り替えに必要な道具
※同じもの、またすべてが必要なわけではありません。代用できるものがあれば大丈夫です!
クロス糊
澱粉系のホルマリンゼロの物(原液のまま使用できるタイプもあります)
糊バケ
隅や端に糊を塗るのに便利
ローラーハンドル
手早く糊を塗り拡げられて便利
ジョイントテープ
クロスを重ね切りする時に糊の付かないように使用(荷作り用幅広テープでも可)
撫でバケ
撫でて空気を抜けるものならスクイージ等でもかまいません
スクイージー
スムーサー
ジョイントローラー
軽くて使いやすい物、金属製(床用)は不向き
角ベラ/竹べら
わく回りなどカットする部分の押さえ、すじつけなどに使用、洋食用ナイフでも可
ステン地ベラ
ジョイントを切ったり枠周りを切るのに使用下地の掃除用としても使います
プラスチック定規
クロスのジョイントカットに使用、厚めのプラスチック定規でも可
カッターナイフ
カッター(小)と替え刃(切れ味のよいもの)が必要、カッター(大)は不向き
コークボンド
クロス用コークボンド、枠回りめくれ防止などに使用、色は殆どの場合白でOK
貼替え用パテ
下地が悪いとき段差処理等(クロス張り替え時の下地補修専用)使用
スクレッパー
腰袋
クロス張り作業用の道具が入れば可
脚立
クロス張り作業しやすい高さの物
メジャー
できればスチール製の3~5mくらい、腰の強いもの
バケツ
なんでもかまいません
スポンジ
糊のふき取り等雑巾として使用
写真参考資料:KYOKUTO総合カタログNO.8(極東産業株式会社)
クロス寸法の測り方
クロスの有効幅は日本で作られた壁紙は、JIS A6921規格で「原則として、520mm、920mm、460mmとする」と定められています。通常一般的に多く使用される壁紙のほとんどは有効巾92cmの壁紙です。一枚92cm程度が何枚必要か使用枚数を計算します。もし不安なら、今までクロスが貼ってあったところを参考にして枚数を測ると判りやすいと思います。天井から床まで、窓上と窓下に分けて必要な枚数を出しておきます。これに必要な長さ(高さ)を掛けます。
【注意】実際の長さ(高さ)+壁なら5センチ、天井なら10センチ長めにします。これで必要な材料のメータ数の計算が出来ます。
貼り替える部屋の準備
クロスを貼り替える部屋の荷物を他の部屋に移動するか、壁面だけの貼り替えなら部屋の中央に集め作業しやすい空間を確保します。脚立の使用も考え床面に傷がつかないように養生をするか、脚立の脚を保護布で包むと良いでしょう。電気のスイッチやコンセントのプレート・ビス・クギ・画びょうなど取り除いておきます。カーテンやカーテンレールなども必要なら作業前に外しておきます。
壁紙剥がし
壁紙は表層面と薄い裏打ち紙とのセパレートでできていますので、最初はクロスのジョイントしてある端あたりを、カッターナイフなどを使い切欠を作りクロスの表層面だけはがし、裏打ち紙が残るように始めます。出来るだけ下地をいためないように慎重に作業します。残った薄い裏打ち紙は浮いている所だけ剥がします。下地がでこぼこしていたり穴があいているような時は補修してクロスパテで下地を整えます。クギやビス頭が錆びているときはさび止め剤を塗布しておきます。むき出しになったコンセントやスイッチは養生テープで目張りすると糊も付かず安全に作業できます。
クロス紙裁ち
クロスを必要な枚数分、計測した長さ+αで裁断します(出来るだけ直角に裁断しておくと、貼る時に真っ直ぐに貼りやすいですよ)。
この時点でクロスの貼る向き天地(天井側は上、地側は下)を必ず決めておきます(材料により天地の矢印が入っているクロスがありますが無地クロスの場合は上下矢印の向きはどちらでも構いません)。
貼る時は、一部の例外を除いてすべて同一方向で貼ることが基本です。壁紙の幅サイズをカットする場合はのり付けし、折りたたんだ状態で壁紙をカッターナイフなどで必要幅サイズ分をカットし使用します。
※一部例外として梁や独立した壁面等は無地系壁紙の場合は横貼りする場合もあります。
糊付け(接着剤の使用法をよく読んでください)
クロス糊をペンキ塗りの要領で、糊バケ又はスポンジローラーなどで、多すぎたり、かすれたりしないように注意して均等にクロスの裏面に塗ります。糊を塗り終わったら、糊付けした左側にジョイントテープを上から下まで付けます(壁に貼ってから見るとテープは右側になります)。
たたむ時は、床側から糊の付いた面を内側にして10~20センチ折り返し今度は天上側から大きくかるく、蛇腹状にたたみ、最後は糊面を覆うように最初にたたんだ(床側)手前までたたみます。糊付けしたクロスはあまりたくさん積み重ねないようにして風があたらないように、ビニールなどで包んでおけば糊も1週間くらいは乾燥しません。2~3日時間をかけてゆっくり貼ることも出来ます。
又重ねて出来たたたみジワもクロスを貼り、ジョイントローラーをかけてください。乾燥すれば綺麗になりますから必要以上に気にしたり心配することはありません。
ペンキ下地やプリント合板の糊について
ペンキを塗った部屋やプリント合板の上に壁紙を貼ることも可能です。普通の下地(ベニヤ、プラスターボード)等はクロス糊で貼りますが、水をはじく様な下地には専用ボンド入り糊が必要になります。又、特にペンキ下地の場合はジョイント部分からはがれ易いので、ジョイントガードテープ(厚み0.05mm×幅38mm程度のクロスジョイント補強用の専用テープで、ジョイント部分のクロスと下地の間に入れ接着補強になる)を使用することをお勧めします。
繊維壁、土壁、コンクリート、ケイカル板に貼る
表面に粉をふいた下地や吸水性ありすぎる下地の上に貼るには、下地を固めたり、吸水性の調整のため下地調整剤(シーラー、プライマー)が必要になります。これらの場合はペンキ下地などの場合と同様、クロス糊はボンド入り接着剤で施工し、できればジョイントガードテープを使います。
和室の繊維壁やじゅらく壁のクロス貼り施工方法
クロス用ボンド(木工ボンドでも可)をスポンジローラーなどで塗布しやすい硬さになるよう少し水で薄め皮膜を作るように壁面全体に塗り半乾きの状態でクロス張りをすると下地を固める効果と接着力がアップし案外簡単に貼る事が出来ます。柱や畳などを汚さないように事前に養生する事をお忘れなく。壁があまりにも凸凹ザラザラしている場合は糊の接着も悪くなり、仕上がり後の凹凸も出やすくなりますので、サンドペーパー処理をするか、壁表面を平らにするパテ処理なども必要になります。土壁の上でのクロスジョイントは厳禁、薄いベニア板などをクロスジョイント部の下に入れて壁面を保護してクロスジョイントをすれば下地に切り傷をつけ、後になりジョイント部分が開くことや捲れも防ぐことができきれいに仕上がります。和室の長押の上や部屋の梁部分などは、壁紙をヨコ方向に使って横貼りできる場合には、できるだけ壁紙をヨコ貼りしクロスのジョイントを入れないように施工すれば、手間も省け綺麗に仕上がります。最後に壁紙のメクレ防止のためクロスを貼った枠回りをコークボンドでコーキングする事もお忘れなく。 表面が剥離したり落ちやすい古い壁の場合は、その壁を剥がすか、ベニア板などを貼って下地を作ってから壁紙施工をして下さい。
※壁紙(クロス)についてご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせ下さい
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